美田園わかば幼稚園

用途 幼稚園
規模 木造平屋
建築面積 581.68m2
延床面積 437.24m2
基本計画 石原健也/千葉工業大学
プレイグランドサポーターズ

東日本大震災前は閖上わかば幼稚園として閖上にあった唯一の幼稚園の再建計画である。
閖上地区は津波により町全体が被災し、現在もなお嵩上げ工事を行っている最中であり、町が再建されるまで多くの時間がかかることが、計画の当初から予想された。
そこで、閖上地区の嵩上げ工事が終わり、町の下地づくりが完了するまでの間、期限付きで3.5kmほど離れた美田園地区での仮設としての園舎を再建することとなった。
多くの建物が本設まで仮設建築として簡易的な建築物で対応することになるが、幼稚園の方針で被災したこども達にそのような場所での保育を行いたくない、のびのびと元気に楽しく学べる。声を出して遊べる環境をつくろうということで、本設に近い形で園舎を再建し、本設に移行する際に、仮設として使用した園舎を解体しそのまま移設して本園舎として使用するということで膜構造を利用した本計画が始まった。

このプロジェクトは千葉工業大学の石原健也先生とその研究室の学生が主体となり当初の計画案がねられている。閖上地区全体が被災したこともあり、美田園地区周辺には多くの仮設住宅が立ち並ぶ状況だった。そこで、幼稚園をこどもだけではなく保護者や地域の人みんなが集まれる園舎にしたいということで、力強くみんなが共感できる形式として、三間四面のお堂の平面形式とすることとなった。事務室などの付属機能は別棟とし、みんなが集まるお堂の様な保育室と、必要な機能を周辺に付加していくという形式となっている。

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